ミッション

パソコンのサポートにおいて、メーカーや量販店と何らの利害関係も無い独立したサービス提供者として、お客様(消費者)の側に立ち、お客様の代わりに、お客様の手となって働く。

これが、ねっと猫の手のミッションです。

技術革新が進んだことで、パソコンは信頼性が向上し、使いやすくなってきました。が、依然として、サポートを必要とする商品であることは、いわゆる家電製品と異なるところです。デジタルネイティブと呼ばれるITリテラシの高い若年層は自分でパソコンの設定も調整もできるケースが増えていますが、それ以上の層、20台後半より上の世代では、自分で全部できるというのは、この業界に従事する方以外では依然少数派と考えられます。

特に企業の中堅層以上では、パソコンのスキルは相対的に生産性の低いものとみなされ、社内の情報処理部門に任せっきりか、若手に頼むか、あるいは保守契約を結んだ外注先に依頼することになります。ところが中小企業では社内にITスキルに優れた人材を確保できるとは限らず、さらに、調達コストの手頃さから、家庭用に開発販売される機材と技術を用いて社内業務に利用するケースが大多数を占めるといえます。

こうして残されたサポートを必要とする方々のために、手頃な料金で信頼性の高いサービスを提供しようと考えました。

従来、パソコンサポートは、メーカーの社内部門、もしくは協力会社が対応してきました。他に選択肢が無ければ、競争は生まれず、料金は高額化します。一方、パソコンの調子が悪くなった場合、多くのお客様は、まず買った店に相談するでしょう。パソコントラブルの多くは、ソフト的なものです。ですが、販売店ではソフト的な相談はあまり得意と言えません。リカバリして下さい、と言われるか、リカバリしますのでと高額な料金を取られるケースもあるでしょう。

かたや、親族や友人にパソコンのスキルに優れた人がいて、そういう人に頼んだ場合、ケースバイケースで、利用者にとって最適な形の解決策を考えてくれるでしょう。それは、親身になってくれているからだと言えます。経済性を優先すれば、そんな面倒なことをしないでしょう。

ねっと猫の手は、その「面倒」なアプローチ、お客様の目線に立って、お客様の利益を最優先で考えて、サポートを行います。もともとメーカーとも販売店とも利害関係が無いので、メーカーや販売店の利益を優先して部品を選定・使用したり、料金に中間マージンを乗せる必要もないので、料金もリーズナブルな水準となります。

一方で、修理に部品代がかかりすぎる場合は、新品購入の代案推奨をする場合もあります。マザーボード交換で4万円を払うぐらいなら、5万円で新品を買ったほうがいい、そういうお客様のほうが多いと思います。余計な利害関係が無いこと、これがフェアなアドバイスを行う上で、最大の強みであると考えます。